Recotte Studioトライアル:使ってみた感想

気になった箇所

  1. 複数の3Dモデルが入っているが、弦巻マキさんと他の3Dモデルのテイストとクオリティが異なっている。
    マキさんだけ使うときはいいが、マキさんと組み合わせると違和感を感じる。

  2. ボイスロイドとの連携が、クリップボードのコピー&ペーストになっている。
    全てのセリフがコピーされるので、最初から少しずつセリフを入れていくと、何回もソフト間を行き来することになる。

    一応、更新したときは、音声を読み込みし直す機能はあるものの、
    レコスタ上で音声の無音部分を切るために大きさを変更してたりすると、読み込み直すと、音声の長さに戻される。
    微妙にずれるのが気になってしまう。

    1つずつセリフの音声を調整できないのが編集を進めていくと気になってくる。

  3. レコスタ上で字幕の編集と発声の編集の両方が完結できない。
    Aviutlでも自動化できていたところから、ワークフロー的に良くなっていない。
    Aviutlがインタフェースは継ぎはぎとはいえ、複雑な編集ができるので、移行するかと言われると・・・。

  4. 字幕がそのままコピペされるので、ボイロ側に持っていき、発声記号などで調整するのは難しい。何回もレコスタからボイロに持っていってると、テキストの編集が難しい。

  5. 複数のボイロ間の音量の調整がマニュアルで調整しないといけない。
    音量を調整するバーはあるが、イコライザーのような表示がないので、実際に聞いて微調整することになる。

  6. 複数の3Dモデルの大きさを揃えるのが、マニュアルで調整しないといけない。
    3Dカメラの枠の大きさは、ガイドが付いていて同じにできるが、
    枠の中でのモデルの大きさは、目でみて合わせないといけない。

    意図的に大きさを変える場合はいいが。

    枠ごとに3D空間がわかれてしまっているので、複数の3Dモデルの身長を揃えて、カメラワークとポージングで動かしたいといったときに、バランスが取れなくなってくる。

  7. テロップに合わせて、3Dモデルの口が動いてくれるが、口がパクパク動く速度が速すぎるのが気になる。
    全部口を閉じてしまうので、より動作が速く見えているのかも。

    3Dモーションの動作のように、動きの速度を変える項目があるかと思ったが見つからなかった。

    ボイスロイドの場合、話速を速く設定する場合もあり、調整したい。

    母音を検出して動かすというのもあると思うが、おそらくリアルとはズレているので、個別に調整したい。